[一生に一度は富士登山] の富士山へ登山に行ってきました。 7月26日、27日でお休みを頂きおじいちゃん(もう少しで80歳に手の届きそうな年齢の私の父 「実年齢78歳」)と姉と私の三人で念願の富士登山に行って参りました。 |
父は昔~35歳の頃に地元の仲間8人と富士山登頂の経験があるので、 今回、二回目の登山である。 |
先程、念願の富士登山と書きましたが~その理由は、子供の頃からの夢で (いつか父と一緒に富士登山に行こうと)決めておりましたが、 その場所は近くて遠い場所でした。 その間、静岡にも山梨にも何十回と数えられないぐらい観光に行きながらも、 富士登山という話しにはならず、結局、現在に至ります。 というのも、姉も私も・・・どちらかというと、あまり山は好きな方では無く、 海の方が好きな人間だからなのである。 |
マリンスポーツなら、スキューバダイビング、水中写真撮影、水泳、クルージング、 魚釣り(海釣り)と体験する物全て夢中になり、ハマルタイプでした。 |
海の方が好きな人間としては、本格的な渓流釣りや登山にはあまり興味が無く、 せいぜいフィッシングパークでの川魚釣りやハイキング止まりであった。 かと言って、スキーに限っては別の話で・・・スキー場のロープウエイや リフトを乗り継ぎ、スキー場の山頂に立ち周囲の山々(白銀の世界)を見渡す、 あの爽快感はなかなか良いものですよね。 |
さて、富士登山にお話を戻しますが約10年前 (今は亡き母がまだ元気だった頃)に一度10名(私の両親、私、 姉、姉の旦那、甥っ子二人、実家の近所に住む両親の友人とその親戚)で 山小屋を予約し準備万端、富士登山予定でしたが、 台風の接近により登山を断念せざるを得ず、台風を避け栃木県の加仁湯(奥鬼怒温泉) に行きハイキングの後で温泉宿に一泊しました。 その後、すっかり家族の誰からも富士登山の話しもあがらず、たまたま昨年秋、 今年の春と父が筑波山に登った事で、思い出し、次は富士登山かな? な~んて話しの展開になりました。 父は年齢が年齢だけに、今回一緒に登れたら、これが最後の富士山だろう? との思いで頑張ったのでしょうね。 |
実は、私達今年の7月に富士登山を目指すのは二回目なんです。 なぜなら約二週間前(7月12日、13日)にも行く予定で、予約していたはとバスツアー (登山だけでも疲れるのに往復マイカーを運転して行くと睡魔で事故に繋がるから、 ばすツアーを選択し)の待ち合わせ場所(新宿)に集合したものの、当日の天候不良(強風) により、富士スバルラインが・通行止めの為にばすツアー催行そのものが中止となり解散。 姉は富士山に行かないのなら、やる事があるからと帰宅し。 私と父は富士登山中止にがっかりし、二人だけで急遽ロマンスカーに乗り 箱根の温泉に一泊しリフレッシュしちゃいました。 |
26日富士山5合目に到着すると、下山後の着替え等(登山には必要のない荷物を)
コインロッカーに預け、昼食タイムにはまだ早いもののランチを済ませ 軽い準備運動をして出発までを過ごした。 富士5合目に着いて直ぐに登り始めると体が標高に馴染んでない為 山頂を目指す際に途中で高山病になりやすいのだとか。
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筋肉痛になりながらも登った高さは、八合目(約3100m)止まりでした。 当日の天気は晴天でありながらも、山の天気はあっという間に変わりやすく、 ちょうど七合目から八合目の険しい岩場を登ぼる際に、雨が降って来たので、 上下雨カッパを着用し、誤って足を滑らせないように、注意を払い時間をかけて登った為に、 筋肉に余分な力も加わり、疲労が蓄積してしまったようだ。 |
宿泊予定の山小屋に着いてから、父と姉、私の三人で話し会い、 更に上(山頂)を目指すのは、断念する事にした。 |
せっかく、ここまで来たのだから、山頂を目指ざないのは残念な事ではあるが (私にとっては8合目まで登っただけでも、十分に達成感はあり、 心もリフレッシュ出来たので後悔はありません!!) |
父も姉も同じだったように思います。 |
山は登りだけで無く、下りに体力を使うからである。 得に今回は高齢の父の体力に合わせるのが最良な訳で、 登るだけでなく、下りるまでの体力を温存しないといけないのと、 団体行動なので、他の方にご迷惑をかけたくない事もあって、 |
八合目の山小屋付近でご来光を待ち、ご来光を拝んだ後で、皆さんより一足先に下山を始めた。 |
父が8合目直前の岩場を登っている時に、ばすツアーで一緒になったフランス人の旦那様 (日本人の奥様とイケメンの息子さんも同行)が父のリュックを持って下さった。 ご自分のリュックを背負い、父のリュックもお腹側に抱え込みダブルの荷物を背負い上げてくれた。 言葉は通じませんが、心の中で感謝の気持ちでいっぱいでした。 |
皆さんより一足先に下山を始めた時、若い女性の一人参加なのか? 一緒の仲間とは別行動を取ったのかもの凄くスローペースで下山する、女の子がいた。 見るからに足が疲れてもう歩けない・・・という様子であったが時間をかけ、 マイペースでゆっくり、ゆっくり下山しているようであった。 |
私は、下山の際に一度も転ばなかったが・・・父と姉は私が目撃しただけでも軽く1、2回は転んでいた。 下山道の土は、小石交じりで滑りやすく、また傾斜が転びやすい角度なのが原因かと思われます。 父は優しい若者(日本人)に手を差しのべてもらい。 姉は偶然通りかかった(また別の)フランス人の男性に手を引いてもらっていた。 |
下山の際に、おじいちゃん&お孫さん(小学校1・2年生ぐらいの女子)で 手を繋いで歩いて下山していたペアにも出会った。 近くを歩いていたので、会話が聞こえて来て・・・ お孫さんの脇を歩いていたおじいちゃんが突然足を滑らせて転んだようだ。 お孫さんの発言が、世代交代の瞬間を物語っているようだった。 |
お孫さん曰く「私、大人の転んだところって初めて見たよ!おじいちゃん大丈夫?」と優しく見守っていた。 想像するからに、少し前まではお孫さんの方が転びおじいちゃんが手を引いてあげていたのだろうに (今日からは、それが逆転したのだろうか?!) 様々な人々の人間模様、延々と続く下山道、大自然のパノラマを見ながらひたすら歩いていたら いつの間にか五合目まで辿り着いていた。 当然ながら、登山後の筋肉痛は避けられないものの高山病にもならず、 怪我も無く、接してくれた人々の優しさ、温かさに触れ 一滴の水の大切さを知り、電気の有り難さを思い知り、 高地と平野部の気温差、気圧の違いを肌で感じ、 美しい空、一瞬にして形を変える雲、山の稜線、火山灰、火山岩、森林、 高山植物を楽しみながら、朝9時過ぎに富士5合目まで無事下山。わたしと姉は生ビールを、父は甘酒を飲み 朝から~飲む(下山後5合目で飲む)反省会の生ビールのそれは、それは 美味しい事ったらありません。 頑張った自分へのご褒美なのか(?)がぶがぶと飲んでしまいました。(笑) その後、山頂まで行き無事下山した同じバスツアーの皆さんが揃ってから、 山中湖にある温泉施設で汗と疲れを洗い流し、昼食を取ってから帰路に着きました。富士5合目には・・・私達の下山とは入れ違いに、これから登ろうとする方々が大勢いた。 その中に、こんな装束で登ろうとお土産物屋さんで「杖」を求める方もいました。 帰りには、バスに乗車し座席に座ると数分で眠りについていた。 バスを降りる新宿まで、あっという間の「昼寝タイム」でした。新宿に着くと、再び反省会で乾杯をしてから我が家に帰りました。 大変お疲れ様でした。 (女性スタッフより) |
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