ローンを滞納すると金融機関から遅延損害金の利率が記載された書類が届きます。
それには14.6%や18.25%など、中途半端な数字が並んでいます。
どうせなら、15%や18%すれば計算しやすいと思われるかもしれませんが、これには理由があります。
元々利息の計算には「100円につき日歩〇銭」という計算方法で算出していました。
(最近ではあまり見かけませんが)
私も不動産歴が長いのか、賃貸の契約条項に「賃料を滞納した場合、100円につき日歩5銭の損害金を支払うものとする」と記載された契約書を作成していました。
日歩5銭で言われても、いったい幾らなのか全く理解せず契約された方も多いと思います。
ですので分り易く解説しますと、
計算式は1日5銭なので年に直すと 0.05円×365日=18.25円(100円につき18.25円なので18.25%)
日歩4銭の場合だと 0.04円×365日=14.6円(100円につき14.6円なので14.60%)となる訳です。
この日歩計算の方が、年利よりも1日単位の計算がしやすいため、損害金の計算には14.6%や18.25%が使われているのです。
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