このところ一段と厳しい寒さが続いていますが、風邪などひいたりして
いませんか?これから春先にかけては、風邪やインフルエンザが心配です。
こまめな手洗いやマスク、うがいで予防には気を付けてくださいね。
今日は節分ですね。
私は、豆撒きの後で恵方巻きを食べる予定です。
(いつも食べるお話ばかりで恐縮なので、今日は節分について・・・ですが)
節分とは、その名の通り【季節を分ける】ことを意味し~本来は立春、立夏、立秋、立冬
の前日のことを言い(旧暦では立春が年の始まりにあたることから)いつの間にか
節分といえば、立春の前日をさすようになったのだそうです。
立春を新年と考えると、
節分は大晦日にあたるので、邪気を祓い、新年を幸多き年として迎えられる様に
という意味を込めて「追儺(ついな)」の行事が行われます。
(※追儺とは悪鬼・疫癘(えきれい)を追い払う儀式のこと)
新年を迎える行事として中国で行われていたものが、日本に伝わり、宮中行事
として行われるようになったそうです。
宇多天皇の御代(888~896年)に鞍馬山の鬼が都に出て来たので
困っていた。その時に毘沙門様のお告げがあって七人の博士が49日の間を
祈祷して鬼の出てくる穴を封じて、3石3斗の豆を投げつけて追い払ったという
伝説から豆撒きが始まったといわれています。
今日では(一般的には)節分の夜には「福は内、鬼は外」と豆を投げつけ
鬼を追い払うと1年間無病息災で過ごせると言われています。
☆不苦者有智 (ふくわうち・・・くるしまざるものにはちえあり)
☆遠仁者疎道 (をにはそと・・・じんにとおきものはみちにうとし)
豆を撒く風習は、鬼の目を打ち「魔を滅する」に通じるからという説があり。
豆撒き後は、自分の年の数(または自分の年の数+1の豆)を食べ、
1年の無病息災を願います。
柊に鰯の頭
鰯を焼いた時の煙と臭いが厄を祓うといわれ、節分の日には家の入り口に
【鰯の頭を柊の枝にさして】おく風習があります。
鬼の嫌がる鰯の臭いと、柊の葉の棘に痛がって、鬼が近寄らないので
鬼門封じや厄除けになると昔から言い伝えられています。
豆撒きの手順
・豆は炒ってから夜まで枡に入れて神棚にお供えしておく。
・豆撒きは家族全員が揃ってから行う。
・豆を撒くのは正式には年男(その年の干支にあたる男または厄年の男)あるいは一家の主人。
・撒く場所は玄関から始め、出入口と角部屋。
・撒く時には「福は内、鬼は外」と大きな声を発し豆を投げつけて鬼(邪気や災厄)を追い払う。
・撒いた後の出入口は直ぐに閉め戸締り(鍵かけ)をする。
そして恵方巻き
(最後は、結局食べるお話ですが(^^; )
【節分の夜、恵方に向かって巻き寿司をまるかぶりすると、その年は幸福が回ってくる】
という言い伝えが昔からあります。「まるかぶり」の由来はハッキリしませんが、
江戸時代大阪の花街から始まったと言われています。
関西地方を中心に広く親しまれてきた風習ですが、最近ではこの「まるかぶり」
が全国的な節分行事として定着しつつあります。
恵方というのは歳徳神(としとくじん)の位置のする方位です。
俗に「あきの方」といわれ、1年中大吉の方位とされています。
ちなみに今年の恵方は「北北西」です。
私は、関東出身なので
この恵方巻きをまるかぶりするという行為は、ここ数年前に知りました。
最近は(デパート、スーパー、持ち帰り寿司店、コンビニ等)どこでも、節分の時期
になると当たり前のように恵方巻きが売っていて、
最初は自分にとって恵方巻きは(節分の)慣習にないので、取り入れなかったのですが・・・
ある年から(海鮮好きなので)「海鮮具材たっぷり」恵方巻きのまるかぶりを試してみて(笑)
その後、毎年・・・我が家の習慣になりました。
商業ビジネス(デパート、スーパー、持ち帰り寿司店、コンビニ等)の作略に
はまったといえば、そうなのかも知れませんが・・・・
私の感想は、美味しければいいじゃん!という気持ちと。
元々「酢飯」が好きなので、いつでも食べたい部類の食品だからです。
私の友人は、関西出身なので・・・
モノゴコロついた時から、巻き寿司の一本食いと、豆を数え年分食べる儀式は
どんな時も(勿論一人暮らしの時も)結婚してからも、欠かさず行って来た
そうです。
彼女曰く、巻き寿司の一本食いは恵方を向き
【黙ってひたすら黙々と】食べ終えないといけないのだが。
子供の頃は、口も小さいのに、巻き寿司は大きいので食べるのが大変で
しかも先に食べ終えた兄弟に、つつかれたり、笑わせられたりで
苦労した思い出があると話していました。
(関東出身の私とは反対に)あの儀式は、日本中がやっていると思っていて
そうではない事に、ここ最近知りました・・・そうなんです。
恵方巻きを、食べる
食べないは、個人の自由ですから・・・ご勝手にどうぞ!
でも、節分には新しい年を迎えるにあたり邪霊災厄を除くと共に、身体健全、招福を祈りましょう!!
(女性スタッフより)
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