<経済状況悪化による外部的要因>
先行き不透明な経済状況のうえ、大震災などの影響により様々な企業の収益が悪化している現状です。企業や会社の衰退はそこに勤める社員やその家族にも影響が及びます。今まで安定した収入も大幅に減額されたり、ボーナスカットなど住宅ローンを抱えた状況で返済が滞るケースが多く見受けられます。
では、このようなケースでどのように対応すればよのか?
まず、滞納が予測される早い段階でローンを組んでいる金融機関にリスケジュール(リスケ)の相談をしてみましょう!リスケとは借入の条件を変更(返済期間の延長や金利の減免)し毎月の返済額を減らす事です。場合によっては一定期間返済猶予してもらうことも可能です。銀行としても、このまま滞納が続き事故債権となってしまうよりも、債務者の生活状況に合わせて少しでも返済をしてもらった方がメリットがあるのです。ただし、滞納が数ヶ月に及んでしまうと、なかかなリスケに応じてくれない場合もありますので、早めの行動がポイントです。
しかし、返済条件を変更してもなお、返済の見通しが立てられない場合は、ご自宅の売却を考えなくてはなりません。このケースではあまり自分自身を責めないで「経済状況が悪いんだ」と開き直る事も必要です。ご本人は一生懸命頑張って働いていても自分を取り巻く環境の変化によって、そのような事態は起こりえるからです。無理にカードローンを利用して返済に回すことのないように、ご家族の理解と協力によって乗り越えるべきと考えます。
どこに相談すれば良いか悩んでいる方は、当センターの相談員に何でもご相談下さい。無料でご相談をお受けいたします。