せっかくマイホームを手に入れたのに、住宅ローンが払えなくなってしまった。そんな時は、泣く泣く家を手放さなければなりません。そして手続きの多くが競売という形式が取られます。
しかし、競売には家の持ち主の方にとって、非常に多くのデメリットが生じます。どんな内容なのか、説明していきましょう。
物件を差し押さえられ、競売物件になってしまうと、インターネットや新聞、チラシに競売物件として掲載されてしまいます。ましてや住所は同じなので、住所をインターネット上で検索され、そこが競売物件になっていることが簡単に分かってしまうのです。
物件が売られているということは、そこに居られなくなったことが分かるということです。他人には黙っていようと思っていても、知り合いに何かあったのではとうわさされてしまうのは時間の問題なのです。
競売にかけられたからといって、たくさんの人が落札しようとしてくれるわけではありません。ほとんどが業者によって購入され、業者は転売目的で更に売却をします。だから、通常よりも安い費用で落札されてしまうのです。本来の相場の50%程度まで下げられて落札されることもあるのです。
そうなると、残っている住宅ローンの賄うまでいきません。家を失ってしまい、更に債務も残り続けるという最悪なケースになってしまいます。
裁判所によって物件が差し押さえられてしまうと、裁判所からの命令待ちとなります。それがいつになるのかはっきりしないため、売却時期が分かりません。自分の引越しの準備など、次の生活の準備が立てにくくなるのです。
その点、任意売却であれば、不動産会社が間に入ってくれるので、ある程度自分の任意で計画は立てられます。また、引越し費用も負担してくれることもあるため、競売より自由が利きます。
住宅ローンを支払えなくなるのは自己責任かもしれません。とはいえ、競売にかけられてしまうと、更に窮地に立たされることになります。そうならないように、しっかりと計画通りにローンを完済しましょう。
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