不動産の売買についての相談と言うと、専門の一般業者に相談を依頼するというのが通例かもしれません。確かに、高額な買い物の中でも個人の裁量が大きい不動産は、法律に関する知識よりも、土地や家に関する経験値や知識が豊富なイメージのある人の方が、相談者としては頼もしく感じます。
こういった専門の業者に相談するのも良いですが、司法書士に依頼して、契約に携わってもらうことにもメリットも多いです。不動産業者の中には、売買契約に第三者として司法書士が関わることを喜ばしく思うところもあるくらいです。
基本的には、司法書士の選択は売り手ではなく買い手に一任されていることがほとんどです(一部例外もあり、その場合には業者の側で指定された司法書士が専属となります)。不動産を買う際には司法書士についても調べておくと、契約がスムーズに進むでしょう。
司法書士は、登記や供託に関する手続きを代行するのが仕事。不動産売買においてもその職務は同様であり、公正な契約をしっかりと締結するためには、頼もしい存在です。
不動産業者と言っても、何も善良な業者だけではありません。中には悪質な業者もいるかもしれませんし、知らないうちに自分にとって不利な契約を結んでしまう可能性もあるかもしれません。そうなれば、一度契約を結んだあとで、思わぬ支払いや条件を知らされることもまれではありません。
そんな心配を減らしてくれるのが司法書士であり、この点は、多くの公正な不動産業者にとっても重用されているようです。また、司法書士のように「業界の仕事がわかっている」人が債務者以外に契約の場にいることで、業者の仕事(主に債務者との見積もりや各種手続きなど)がやりやすくなるというメリットもあります。そのためか、不動産業者の中には以前から関係のある司法書士を買い主に紹介するというケースも珍しくはないそうです。このように、公正に公正を重ねたうえでの契約締結であれば、買う側としても安心して契約書にサインできますよね。
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