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任意売却のリスクも把握しよう

競売と比較すると、売買の時にある程度融通が利くのが任意売却です。強制的に手続きを取られることもなく、自分の好きなタイミングで売却できるなど、債務者にとって融通のきくものです。
とはいえもちろん、リスクがないわけではありません。任意売却も、場合によっては債務者に不利なこともあります。具体的に、いくつかのリスクを紹介してきましょう。

 

任意売却のリスク

 

<手続きに対する負担>

任意売却は、債権者との交渉であったり、買い取り希望者との話し合い、手続きなどは依頼した業者が手続きします。しかし、任意売却専門の業者を選択し依頼する手続が必要です、また、一般の売買と同様にご自宅の内覧などに協力しなければなりません。それに比べ、競売は自分が何もしなくても、裁判所が決まった手続きを進めて行きます。内覧の必要もないので、手間としての負担はありません。

 

<任意売却を同意しない場合がある>

任意売却するには、債権者の同意が必要です。でも、必ずしも銀行などの金融機関が任意売却を認めてくれるとは限らないのです。例えば、融資を受けている方の態度が悪く印象を悪くしたり、依頼を受けた業者があまりよく思われていない場合、金融機関側から拒絶されてしまうことがあるのです。もし滞納する場合は、誠意を持って説明するなど、相手方の印象を良くしなければなりません。

 

<ブラックリストに載る可能性あり>

担保割れの状態で売却する場合の任意売却は、通常の売買方法では交渉が開始できません。だからあえて数カ月の滞納をしなければなりません。ただ、それによって起こるのが、信用情報機関に登録されてしまうことです。もし登録されてしまうと、そこかから5~6年は情報が消えません。その間、新たなローンを組むことはできませんし、もちろんクレジットカードを作ることもできません。指定信用機関情報の登録が必要な買い物も、審査が通らなくなってしまう可能性もあるのです。

しかし、元々返済ができなく滞納してしまう場合は、競売にしろ任意売却にしろ、どちらにしても個人信用情報には登録される事となります。

 

いかかでしたでしょうか。任意売却はノーリスクというわけではありません。リスクを把握した上で、どういった手続きをするのか、検討しなければなりません。

 

 

任意売却ブログ 任意売却するとブラックリストに載るのか?  もご参考に!

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